これまでatomで記事を書いていたが、自分のPCでは100行くらい書くとガックガクに重くなってきつかった。(markdownプレビューも動かしていたのもあるが)
SublimeText3にも手を出してみたが、自分の環境だと日本語入力プラグインがうまく動いてくれずギブアップ。
というわけで、ターミナル上で動くなら軽いのではないかという根拠のない理由で、neovimに手を出してみた。
環境
- ubuntu 16.04.4 LTS + LXDE
- LXTerminal 0.2.0(LXDE入れた時にデフォルト設定されたターミナル)
インストール
neovimは、公式リポジトリにはないみたいなので、非公式リポジトリからaptでインストールするためのppaというソフトウェアを追加する。
追加すると、非公式リポジトリを追加するための add-apt-repository というコマンドが使用できるようになるので、それでneovimのリポジトリを追加する。
ppaを含んでいるパッケージをインストール。
sudo apt install software-properties-common
add-apt-repositoryが使えるようになったので、neovimのリポジトリを登録。
sudo add-apt-repository ppa:neovim-ppa/unstable
あとはいつも通り、一覧を更新してインストール。
sudo apt update
sudo apt install neovim
参考にしたサイトとかだと、ここからさらにドバーっと設定をしていくが、いきなり全部設定してもよくわからない。
というわけで、デフォルト状態で使っていて、必要になったものを順次対応していくことにした。
操作
nvim
とするとターミナル上にneovimが起動する。
ファイルを開きたい場合は
nvim sample.txt
ってやっとけばしばらくは困らなそう。
neovimはvim同様複数モードを切り替えて使用するエディターだが、とりあえずノーマルモードと挿入モードを覚えておけば最初のうちはなんとかなりそう。
ノーマルモード |
基点になるモード。ショートカットキーで色々するモードらしい |
挿入モード |
文章を編集するモード。いわゆる普通のテキストエディター |
あとは以下のショートカットを覚えておけば、文章書くだけならなんとかなる。
ちなみに、<C-a>のような記載は、Ctrl+aということらしい。
neovimとかvim系のサイトを見るとよく出てくる。
i |
挿入モードに移行 |
<C-[> |
ノーマルモードに戻る |
あとは、ファイルを開いたり保存したりしたいのでそのためのコマンドがあればいい。
コマンドは、ノーマルモード時に:を入力すると、コマンド入力モードになり、一番下のラインにコマンドを入力できる。
:e |
引数にファイルパスを指定してファイルを開く。例):e sample.txt |
:w |
ファイルを上書き保存する。 |
:q |
ファイルを閉じる |
:q! |
ファイルを保存せずに閉じる |
:eは、:e ./
とかでディレクトリを開こうとすると、ディレクトリビューワーが表示されて、そこからファイルを選択できるようになる。
パスを入力するよりこっちのが楽。
とりあえず、これだけで文章書くのはなんとかなりそう。
1回windows上でvimを使って見た時は、モードとかコマンドとかややこしくてこんなの使えるかと思ったが、 linux使うようになったらターミナルが身近になったせいか、なんか使っていけそうな気がする。