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2018年1月18日木曜日

PS Now無料体験申し込んだら自動更新されてた

ゲームストリーミングサービスである、PlayStation Nowの7日間無料体験というのに申し込んだら、デフォルトが自動更新になってて、7日過ぎたあとに無駄に月額2500円が支払われていた。

申し込み画面では自動更新の設定はなかった気がするが、定額系サービスの無料体験はどこも自動更新されるようになってたりするので気をつけなければならなかった。
自動更新解除は、PS4の場合[設定]-[アカウント管理]-[アカウント情報]-[PlayStasionの定額サービス]から行える。

そもそも、モンハンワールドの体験版をやるためにPS+の無料体験に申し込もうとして間違えたのだが、自動更新をOFFにして、使用を停止していたPS+も、無料体験を申し込んだ時点で自動更新がONにされていたみたいで、無駄に1ヶ月分支払われていた。

申し込み画面でちゃんとそこらへんのことを書いていたのかもしれないので、ちゃんと確認しないとなと思った。

せっかくなのでPS Nowを体験してみた。

  • wifi環境ではやはり厳しい。しっかりしたwifi環境用意できたら問題ないかもしれないが、有線で繋いだ方がはやい。
  • コントローラーからの入力ラグはどうしてもあるが、シビアな操作を求めるアクションでなければとりあえずプレイできる。でもカーソル動くのがワンテンポ遅れるのはストレス。
  • 解像度が落とされるので、グラが魅力のゲームにも向かなそう。

思ったよりは悪くなかったけど、1年で23600円(3ヶ月利用権x4の場合)と考えると躊躇するな…

2018年1月11日木曜日

ubuntuでgame capture HDを使えるようにした

 ubuntuを使い始めて数日の初心者が、ubuntuでgame capture HDからnintendo switchの動画をキャプチャするための手順を、ひっかかった部分も混じえてまとめてみました。

  • windows pcかmac持ってる場合は、公式でドライバが用意されてるのでそっち使った方が楽です。  
  • linuxに慣れてる人は、github tolga9009/elgato-gchd を見た方が早いです。
  • この方法はgame capture HD用であり、game capture HD60では使えません。(github tolga9009/elgato-gchd にHD60対応中みたいなこと書いてあるけど、現時点でしばらく更新されてない)

環境

  • ubuntu 16.04 RTS
  • game capture HD
  • nintendo switch

大まかな流れ

  1. 依存するソフトウェアのインストール
  2. 公式ドライバからファームウェア抽出
  3. linux用ドライバの作成と起動
  4. キャプチャ用ソフトウェアのインストールと設定

基本的に、Streaming on Linux using Elgato Game Capture HD and OBS Studio をグーグル翻訳したものに従って進めていきます。

依存するソフトウェアのインストール

まずは、ctrl+alt+Tで端末を起動します。
そしたら下記のコマンドを入力すると必要なものがインストールされます。

sudo apt install git dmg2img hfsprogs libusb-dev clang make build-essential cmake

installの後ろが全て必要なソフトウェア。参考にしているサイトではcmakeが入っていませんが、ドライバを作成する工程で必要になるので含めています。

さらにドライバ作成時には、libusbの1.0.20以上のバージョン(libusb-devに含まれているらしい)が必要になりますが、自分の場合はなぜか1.0.0でした。
1.0.20以上のバージョンでないと、ドライバを作成する工程でひっかかるので、以下のコマンドでバージョンを確認してください。

apt show libusb

Versionの項目が1.0.20以上であれば、公式ドライバからファームウェアの抽出の項目に飛んでください。

libusb1.0.20以上のバージョンのインストール

aptではバージョンを更新出来なかったので、ソースコードを取得してパッケージを作成し、そのパッケージをインストールするという手順で更新しました。

参考にしたページ
 クロの思考ノート 意外に簡単!Debパッケージを自作する方法
 クロの思考ノート Linuxにソフトウェアをインストールするには?

github.com/libusb/libusb/releasesからlibusb-1.0.21.tar.bz2を、~/Downloadsフォルダにダウンロードします。
とりあえず最新の安定版を落としました。

パッケージを作成するのに必要なソフトウェアをインストールします。

sudo apt install checkinstall

ダウンロードしたソースコードを展開、ビルドします。

cd Downloads
tar -jxf libusb-1.0.21.tar.bz2
cd libusb-1.0.21
./configure
make

ビルドしたものからDebパッケージを作成します。

sudo checkinstall --install=no

この後、端末上でいくつか設定の入力を求められますが、基本的に全部そのままEnterでOKです。

作成したDebパッケージをインストールするためのソフトウェアをインストールします。

sudo apt install gdebi

作成したlibusbのDebパッケージをインストールします。

sudo gdebi libusb_1.0.21-1_amd64.deb

ファイル名のamd64の部分が環境によって違うかもしれないので、libusb_まで入力したらtabキーで補完するのがいいです。  

これでlibusbが1.0.20以上のバージョンになったと思うので、もう一度バージョン確認コマンドで確認してみてください。

公式ドライバからファームウェアの抽出

参考サイトでは、macドライバがうんたらとか書いていますが、作業は全てubuntu上で行います。

まずは、ドライバ作成をするためのフォルダを作成します。

mkdir -v ~/elgato-gchd

次にドライバ作成に必要なものをgithubからダウンロードしておきます。

git clone https://github.com/tolga9009/elgato-gchd.git

これで、さっき作成したフォルダに必要なものがダウンロードされます。
フォルダは、このgit cloneをすると勝手に作られるかもしれませんが、自分はよくわからなかったので先にフォルダ作っておきました。

elgato公式から、ファームウェアを抽出するためのmac版ドライバをダウンロードします。

wget http://files.elgato.com/gamecapture/gchdm_203_970.dmg

~/Downloadsフォルダにダウンロードされたと思うので、そこに移動して解凍します。

cd ~/Downloads
dmg2img gchdm_203_970.dmg -o gchdm_203_970.dmg.img

解凍したイメージファイルにマウントします。

mkdir -v /tmp/dmg
sudo mount -o loop -t hfsplus gchdm_203_970.dmg.img /tmp/dmg

マウントはまだよくわかってませんが、こうすることでイメージファイル内にアクセスして必要なファイルを取ってこれるようです。

ファームウェア用のフォルダを作成します。

sudo mkdir -v /usr/local/lib/firmware/gchd

/tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/から/usr/local/lib/firmware/gchd/に以下の4つのファイルをコピーします。

  • mb86h57_h58_enc_h.bin
  • mb86h57_h58_idle.bin
  • mb86m01_assp_nsec_enc_h.bin
  • mb86m01_assp_nsec_idle.bin

下2つのファイルは参考サイトにはありませんが、ドライバ起動時に見つからないとエラーが出たのでコピーしておきます。

sudo cp /tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/mb86h57_h58_idle.bin /usr/local/lib/firmware/gchd/
sudo cp /tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/mb86h57_h58_enc_h.bin /usr/local/lib/firmware/gchd/
sudo cp /tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/mb86m01_assp_nsec_enc_h.bin /usr/local/lib/firmware/gchd/
sudo cp /tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/mb86m01_assp_nsec_idle.bin /usr/local/lib/firmware/gchd/

さらに

  • mb86h57_h58_enc_h.bin
  • mb86h57_h58_idle.bin

の2つは~/elgato-gchd/firmware/にもコピーします。

こちらはファイルマネージャーからGUIでコピペしてもいいし、以下のコマンドでコピーしてもいいです。

sudo cp /tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/mb86h57_h58_idle.bin $HOME/elgato-gchd/firmware/
sudo cp /tmp/dmg/Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo/mb86h57_h58_enc_h.bin $HOME/elgato-gchd/firmware/

$HOMEの部分はtabキーで補完すると、その環境の/home/(username)に変換されます。

tmpフォルダにファイルマネージャーからアクセスする場合は、コンピューターから辿るか、移動の場所を入力からアドレス入力でいけます。 (自分はホームとルートについてわかっておらず、ずっとホームを探してました。)

linux用ドライバの作成と起動

ドライバ作成用に作っておいたフォルダに移動します。

cd ~/elgato-gchd

ドイラバをビルドするためのフォルダを作り、そこに移動します。

mkdir -v build
cd build

ドライバをビルドします。

cmake ..
make

これにてドライバの作成は完了です。

ドライバを起動させるには、事前にgame capture HDをPCに接続しておきます。
次に、ドライバの実行ファイルがあるフォルダに移動してドライバを起動します。

cd ~/elgato-gchd/build/src/
sudo ./gchd -c rgb

switchを対象にした場合、デフォルト設定で起動すると画面が紫っぽくなったため、-cオプションでrgbを指定しました。

ドライバ起動中は、端末を開いたままにする必要があります。今開いている端末は専有してしまうので、ドライバ起動中にコマンドを打ちたい場合は別ウィンドウで新たに端末を起動する必要があります。

ドライバを停止したい場合は、ドライバが動作している端末でctrl+Cを押して停止させます。

キャプチャ用ソフトウェアのインストールと設定

OBS Studioというソフトウェアで、動画を録画できるようです。
下記のコマンドでインストールします。

sudo add-apt-repository ppa:obsproject/obs-studio
sudo apt update && sudo apt install obs-studio

インストール後、OBSを開いたらソースリストの下にある+ボタンをクリックし、メディアソースを選択します。
開いたウィンドウに任意の名前を入力して[OK]をクリックします。
次に開いたウィンドウのローカルファイルチェックボックスにチェックを入れます。(他のチェックボックスはそのままでOK)
ローカルファイルの右にあるブラウズボタンを押し、/tmp/elgato-gchd.tsファイルを選択(コンピューターから辿っていけます)して[開く]をクリックし、次に[OK]をクリックします。
OBSのメイン画面に戻ってちょっとするとプレビューウィンドウに動画が表示されます。


自分の環境では、PCが貧弱すぎたせいで動画がカクカクで結局使い物になりませんでした。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ